40代でも理想のヒップは手に入る! アラフォーのための美尻エイジングケア。
近ごろTVや雑誌でも話題の“美尻トレ”。下着メーカーによると、女性のヒップの老化は人によって異なるものの、大体は同じステップを経て衰えていくそうです。
お尻の筋肉が衰えると下部がゆるみ、トップの肉が下がって外側に流れるため、四角い形になって肥大する傾向に。
そうならないためには、ジムに通うまではいかなくても、やっぱりある程度は筋肉を鍛える必要があるようです。体型維持には、筋力が最も関係しているといいます。
また、30代も半ばを過ぎると、体型に合った下着のサポートも重要。
さらにセルフマッサージなどで、下半身に定着してしまった頑固な脂肪や、停滞している老廃物を流すよう心がけることも必要です。
40代になって一気に筋肉が衰えるわけではないので、日々のエクササイズやセルフケアによって、十分リカバリー可能。40代からでも理想のヒップが手に入ります。今回は、そんな美尻ケアの方法についてお伝えします。
目次
たるみを撃退する簡単エクササイズでヒップアップ!
お尻は大きな筋肉が支えているので、鍛えればちゃんと効果が出るパーツ。
お尻と、太ももの後ろの筋肉を一緒に鍛えることで、効果が早まるそう。そんな「美尻エクササイズ」を2つご紹介します。
毎日継続することで、理想の美尻に近づけるはず。
このほか、姿勢や歩き方もヒップラインや下半身全体に大きな影響を及ぼします。つま先でぺたぺた歩いていると、ラインがゆるみ、体の歪みにも繋がるそう。太ももから足を出して、大きく歩くのも効果的。
美尻エクササイズ1
①仰向けになってヒザを立て、足を骨盤の幅くらいに開きます。この姿勢を安定させるため、ヒザに丸めたタオルを挟みましょう。両手は床を押すように腰の横に置きます。
②息を吐きながら、腰をゆっくり床から離して高く持ち上げます。このとき肩に力が入りやすいのでリラックスを心がけて。腹筋を意識しながら体が一直線になるところまで上げて5秒キープ。
③息を吸いながら、背中の方から順番に、背骨を1本1本下げていく気持ちで、ゆっくりと腰を下ろしていきます。このとき腹筋は最後まで力を入れておくこと。10回が目安。
美尻エクササイズ2
①両手を腰に当てて背筋を伸ばして立ちます。足を閉じ、太ももとふくらはぎをぴったりつけた状態でカカトを合わせ、足先をVの字になるよう左右に開きます。
②その体勢から、5秒で息を吸いながら、ヒザを曲げてゆっくり腰を下ろしていきます。その状態のまま3秒キープ。このとき体の中心線を意識して。
③5秒で息を吐きながら元に戻ります。このときは、肩の力を抜いて腹筋に力を入れ、肩胛骨、おなか、太ももの内側をしっかり意識して元の位置に戻りましょう。10回が目安。
セルフマッサージでお尻もエイジングケア。
ヒップはセルライトがつきやすいパーツ。顔と同じで、ケアしなければ、どんどんハリやツヤを失うことに。
小まめなマッサージによってお尻に適度な刺激を与えることで、セルライトを撃退!
定着してしまった頑固な脂肪にアプローチして、コリや血行の悪さ、リンパの滞りを解消。新陳代謝や老廃物の排出を促し、お尻だけでなく下半身全体の循環を高めましょう。
美尻マッサージ1
①ボディケア製品をお尻全体に塗り、お尻に力を入れ、お尻の下側にげんこつを当てて両手をゆっくりとウエストまで上に向かって引き上げます。げんこつにした指の第一関節を使ってマッサージするのがポイント。
②両手を中心部から徐々に左右にずらしながら、肌表面の脂肪の層に圧がしっかりかかるように、7〜8回繰り返します。
美尻マッサージ2
①体育座りで床に座り、足首を交差して足をしっかり固定します。つま先から両手で圧をかけ、マッサージをスタート。両手はそろえて、ぴたっと肌に密着させること。こうすることで、圧をしっかりかけることができます。
②つま先からふくらはぎ、ヒザを通って太もものつけ根まで、リンパに沿って内ももに力を入れながら、肌の凹凸を両手でギューッと潰していくような感じで圧をかけていきます。逆の足も同様に。
③特に肌の凹凸が気になるところは念入りに行いましょう。
垂れヒップを防ぐ優秀下着でしっかりサポート。
バストと同じで、お尻も揺らしていると垂れてくるとか。さらにサイズが合わない小さめ下着をつけていると“はみ肉”に。
ショーツはお尻をすっぽり包んでサポートしてくれるものを選びましょう。
昔と違って今のサポート下着は、体を締めつけるのではなく「支える」という志向に。どこも痛むことなく快適に着けられて、外へ逃げるお尻の肉を正しい位置に戻すのが使命です。
正しい着用法で垂れやすいお尻の肉を、ももから寄せて戻し、しっかりキープしてあげれば、今よりワンランク上のボディラインに。これを継続することで、お尻の肉が逃げにくくなるそうです。
まとめ
お尻は、バストと並んで女性らしい体型の象徴です。下着メーカーの調査によれば、20代のときとほぼ同じようにお尻の筋肉を保っている40代の人は、食事、運動、下着に気を使っている人だとか。
ガードルなどの機能性下着をほぼ毎日着用することでも、筋肉の維持に役立つそうです。
アラフォーが美ボディを目指すなら、後ろ姿にもっと意識を向けるべき。だから美尻のためのエイジングケアは必須です! お尻の筋肉を鍛えて磨いて、いつまでも若々しさをキープしましょう。