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アラフォーの美肌と免疫力をアップ! いい汗でデトックスするための「汗活」講座。

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人間には体温を一定に保つ機能が備わっているので、体温が1℃高くなると汗をかいてカラダを冷やそうとします。

だからカラダを守るためには、必要なときに汗をかくことが大切。けれど、日頃から汗をかく習慣をつけておかないと、熱い場所や夏の屋外でもうまく汗をかけず、体内に熱がこもって熱中症になったりと、代謝の悪いカラダに。

便や尿と並んで、汗は3大デトックスのひとつで、カラダの中に溜まった毒素を外に出す役割があります。だから、いい汗をかくと体調がよくなり、肌ツヤも良くなるので、いい汗は天然の美容液といわれるほど。適切なタイミングで汗をかき、毒素を排出することによって、美肌も免疫力もアップ!

汗をかくことは、美容にも健康にもいいことずくめだからこそ、あまり汗をかけない寒い季節こそ、バスタイムにぜひ「汗活」を。

いい汗をかくための「汗活」心得。

汗にも“いい汗”と“悪い汗”があり、いい汗には、細菌を繁殖させる原因となる余分な成分が含まれておらず、サラサラしていて匂いもほとんどしないとか。その場はもちろん、乾いたあとも匂いを発することがないので、あまり汗臭さを気にしなくていいのが本当の“いい汗”。

反対に悪い汗は、サウナのような熱い場所にいても、あまり汗をかかない代謝の悪い人の汗。たまにしかかかない汗は、ベタベタした質感だそう。上手く汗をかけないと、毒素の排出が促進されず、カラダの不調や肌荒れなどさまざまな悪影響が。汗の役割は、カラダにこもった熱を放出することですが、それと同時にデトックス効果も大!

現代の食生活では、食べ物に含まれる添加物などにより、日々、毒素が蓄積されます。でも、こうした毒素は汗と一緒に体外に排出されるので、1日に1回は汗をかきたいもの。これによって、カラダが持つ本来の力が取り戻せ、体調がよくなったり、肌がキレイになったり。質のよい汗が、身体が喜ぶいい汗の条件です。

さらに、汗をかくということは、体温が上がったことを表します。体温が上がると血流が良くなり、「汗活」を習慣化することで代謝も免疫力もアップ。美肌はもちろん、健康なカラダづくりにも繋がります。

心得その1.いい汗をかくための軽い運動。

汗を溜め込まず、1日1回、じわっとでもいいので汗をかく習慣を。その一つとして、運動が有効です。しっかり汗をかくためには、体温を1℃以上上げること。必要なときにスムーズに汗がかけるように、1日1汗を目指しましょう。

ハードな運動でたっぷり汗をかくのもいいけれど、毎日続けるとなると大変なので、ウォーキングなど毎日続けやすい軽い運動がおすすめ。それも難しい場合は、1日にスクワット30回でもOK。筋肉がつけば代謝が上がって、さらに汗をかきやすいカラダに。

心得その2.野菜中心の食事で、血液から汗をキレイに。

肉や油ばかりを摂っていると、血液から作りだされる汗には、皮膚の細菌のエサになる毒素がいっぱい。その点、野菜中心の食生活を心がけると、汗の中の余分な栄養が減り、細菌の繁殖が抑えられるため、匂いのしない“いい汗”に。

また、あまり運動をしない人にとって、1日3食は実は過多。朝はスムージーなどの飲物で軽くすませて、昼と夜の2食にしたほうが、夜からお昼にかけて余分な糖分や脂肪がしっかり分解でき、血液がキレイになるそうです。

心得その3.お風呂の湯船で汗腺をトレーニング。

日頃から汗腺を開いたり、閉じたりという練習もしていないと、いざというときにいい汗をかけません。そのトレーニングの場として最適なのがお風呂。湯船に浸かったり、出たりを繰り返すトレーニングで、汗腺の開閉を促します。

また、湯船から上がって、約20℃の冷水を30秒浴びるということを数回繰り返す「温冷浴」も汗腺の開閉に効果的。これはサウナのあとに水風呂に入るのと同じイメージで、鈍っている汗腺が鍛えられます。

バスタイムこそ、とっておきの「汗活」の時間。

疲れていると、ついシャワーで済ませがちですが、まだ寒い今の時期こそ、湯船につかって「汗活」すべきです。運動不足や冷え性の人が、シャワーだけで済ませていると、汗腺の働きが鈍り、汗がかきづらくなります。

お風呂でしっかりカラダを深部から温めて、汗腺を活性化させましょう。お風呂での「汗活」を習慣化すれば、自然といい汗がかけるように。さらに、よりデトックス&リラックス効果を高めるため、入浴前後のトレーニングもおすすめです。

入浴前

入浴中の発汗量を増やすには、事前の準備が不可欠。カラダが冷え切ったままお風呂に入るより、入浴前の簡単な筋トレや、温かい飲み物で内側からカラダを温めて、体温を上げてからお風呂に浸かったほうが、汗がたくさん出ます。

また、水分補給しておくことで、入浴中の脱水予防にもなります。

1.筋肉を温める。

全身の約7割の筋肉が下半身に集中しているため、太ももの大きな筋肉を動かすと全身の筋肉量がアップし、基礎代謝も上がります。この運動には、スクワットがおすすめ。肩幅ほどに足を開き、腰を落として1〜2秒キープして戻ります。30回ぐらいが目安。

2.あったかドリンクで内臓を温める。

おすすめなのが生姜入りの紅茶や、ハチミツ入りの生姜湯。生姜や紅茶はどちらもカラダを温める作用があるので、カラダを芯から温め、発汗作用が高まります。さらに、むくみ解消にも効果あり。

入浴中

3分間熱めのお湯に浸かり、3分間カラダを冷ます。これを3回繰り返します。湯船に浸かっている時間はたった9分間ですが、全身の巡りが良くなり、汗がドバッとでるはず。

1セット行うだけで、30分のランニングにあたるカロリーを消費するので、ダイエット効果もあり!

1.湯船に3分間浸かる。

42度以上のお湯に浸かると、交感神経が優位に働き、汗をかきやすくなるそう。水圧でカラダに圧力をかけ、一気に血流を良くすることで、自律神経が整い、だるさも改善されます。

2.カラダを洗って、3分間冷ます。

湯船から出て、カラダや髪を洗いながらカラダを冷ます。3分後に再び入浴。これを3回繰り返す入浴法を2〜3週間続けると、汗をかきにくい人も汗腺が活性化してくるそう。のぼせやすい人は、湯船に浸かる時間を短くしたり、半身浴でもOK。

入浴後

入浴後もしばらくは汗をかくので、すぐにカラダを冷やすのはNG。汗腺が鈍ってしまうので避けるべき。水分補給しながら、湯冷めしないようにバスローブや衣服を着用して、自然に汗が引くのを待ちましょう。

汗が引いたら、軽いストレッチと腹式呼吸で副交感神経を優位にしてリラックス。こうしてくつろいだ状態でベッドに入ると、質のよい睡眠が得られ、目覚めもスッキリ!

1.ストレッチでむくみ解消

カラダが温まって血行が良くなっているので、お風呂上がりは筋肉がほぐれやすく、ストレッチすることでリンパの働きも良くなります。骨盤まわりをほぐす開脚ストレッチなら、女性ホルモンを活性化させる効果も。

2.心身のバランスが整う腹式呼吸

ストレッチ後は、腹式呼吸で心身ともにリフレッシュを。仰向けになり、膝を立てて、おへその下に手を当てます。鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐ききります。これを5〜10分続けると心身ともにリラックスして、快眠できるはず。

まとめ

キレイと健康のための「汗活」のすすめ、いかがでしたか? “いい汗”が、カラダにもたらすメリットは想像以上に大きいんです。アラフォーともなると、カラダは常に冷え気味。

食生活や毎日のリズムが乱れているお忙し女子ほど、バスタイムの「汗活」で、美肌&代謝アップを目指しましょう。そして寒い季節こそ“いい汗”かいて、カラダの中からリフレッシュ!

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