自分の「顔」タイプを知って、40代からでもワンランク上の女に変わる！ 着こなしアレンジ術4選

実は人の印象は「顔」で決まる！？　あなたの顔はどのタイプ？

初対面で人の印象を決めるのは、やっぱり見た目。ですが、中でも「顔」がその人の印象を左右する一番重要なパーツだとか。

さらに人は無意識に自分の顔立ちを元に、そのファッションスタイルを構築していく傾向に。もちろんそれが正しい方向なわけですが、たま〜にいますよね、子供顔なのに超モード風でなんとなく違和感を覚えたり、目鼻立ちのくっきりした大人顔の人がギャルっぽいファッションでちょっとイタい感じだったり。

だからこそ、自分の「顔タイプ」を知って、その印象、魅力をしっかり把握して生かせば、おしゃれの幅も広がるし、コンプレックスも解消！

今回は、それぞれの「顔タイプ」別に、ファッションの傾向とコンプレックス対策をまとめてみました。自分の「顔」を客観的に捉えて、ワンランク上の女を目指しましょう。

「顔タイプ」別ファッション傾向とコンプレックス対策。

＜キュート＞　童顔系

丸顔で平面的な、いわゆる幼顔系。年齢を重ねても可愛らしさが残り、柔らかい雰囲気で、誰から親しみやすくフレンドリーな印象。

ただし、ちょっぴり頼りなく見られがちで、仕事などでは評価されづらいかも。

ファッションは、テーラードジャケットのようなカチッとしたシャープなアイテムよりも、ふんわりと丸みのあるシルエットや、レース、ニットが似合います。

印象を変えるには？

丸顔で目鼻立ちが小さく曲線的な顔立ちのせいで、年齢より若々しく見られたり、可愛いと評されるのはありがたい反面、どこか幼く見える雰囲気のせいか「十分大人なのにナメられてしまう」という悩みも。

印象を変えるには、ツヤ感のある素材や、柔らかさを残しつつ、ちょっぴりメンズライクなデザインのアウターをプラスし、ほんの少しモード寄りにシフト。

はっきりした色や、インパクト柄をポイントに、甘さを抑えたカジュアルで、ややアグレッシブ風にアップデートするのもおすすめ。

コンサバ派は脱定番で華やかな魅力をアップグレード！

＜フェミニン＞　美人系

卵形や面長で目鼻立ちくっきりの、いわゆる女性らしい美人系。大人っぽい華やかさがあるから、子供っぽいデザインのカジュアルスタイルは、はっきり言ってマイナス。あなたの魅力を発揮できないはず。

直線的でシャープなデザインよりも、ふんわりニットやギャザー入りなど、曲線的で柔らかなデザインがお好みでは？　仕事などで女っぽくし過ぎないほうが良い場合は、甘さを抑えて、シンプルにまとめればOK。

ただ、このタイプの人はコンサバな印象になりがち。キレイなのに今ひとつ目立たない、といった不思議現象に悩む人も。

印象を変えるには？

見た目の悩みがあまりない分、冒険しないというか工夫しないというか……。似合う服が安定しているだけに、服を変えても同じ印象に見られたり、地味系コンサバに陥ることも。それでは本来のせっかくの魅力を発揮しきれず、あまりにもったいない。

ときには大胆にシフトチェンジし、カラーは上品に押さえつつも、スニーカーをメインに考えたカジュアル方向で印象を変えるのもおすすめ。あるいは今まで手を出さなかったカラーのアイテムを1点、取り入れてみるのも手。

＜ソフト＞　上品系

卵形あるいは面長で、若いときからいわゆる大人顔。ソフトな雰囲気なので、よく言えば上品で女らしい印象。

ただしファッションがシンプルすぎると、真面目で大人しく、控えめに見られてしまって損してるかも。

優雅な女性らしさが魅力なので、柔らかくゆるやかなシルエットを基本にしつつ、どこかに直線的でシャープなアイテムを取り入れると、印象アップ。カシミアやモヘア、レースなど上質感のあるリッチ素材を活用すれば、品の良さが一層際立つはず。

印象を変えるには？

女性らしい雰囲気が本領ですが、実は一歩間違えると、おとなしい「地味キャラ」に陥ってしまうのがこのタイプ。

少し背伸びするつもりで、今まで手を出さなかった華やかアイテムをチョイスしてみましょう。いつものコーディネートに強い色味のコントラストや、インパクトのあるアクセサリーなどを投入。

着こなしに一つ、ハッとさせるポイントをつくるだけで華やかさがぐっとアップ。　忘年会など、なにかと多い年末のイベントを利用して、「何を着ても定番スタイル」の泥沼から脱却！

知的でクールなあなたは、ゆるふわアイテムでヌケ感をプラス。

＜クール＞　知的系

面長で直線的な顔立ち。可愛いというよりは、都会的でキリッとした雰囲気。根がそうであっても、なくても、しっかり者に見られてしまうタイプ。

その反面、一見とっつきにくい印象を与えることも。仕事などでは、それもプラスと捉えて、可愛い系よりも、メンズライクなトレンチコートや、Vネックニット、スカートならタイトやAライン。というように、直線的なデザインのシャープなアイテムでまとめるほうが魅力が発揮されます。

印象を変えるには？

どちらかというとクールでかっこいい雰囲気。その反面、キツい性格にみられることもままあり、悩んでいる人も多いかも。

印象を変えるには、１点だけ、ふんわりシルエットのニットや、リラックス感のあるオーバーサイズのゆるニット、とろみのある素材でテロンと落ち感のあるアイテムをプラス。

柔らかな素材感を取り入れて、冷たいイメージから脱却！　ソフトで優しげな印象をアップ。

まとめ

人から「こんな印象で見られやすい」、という自分の“顔タイプ”を知って、あなた本来の魅力を生かし、変えたい部分は上手にアレンジ。

年齢を重ねるにつれ、固まってしまった（と思っていた）自分イメージは、今からでも十分、もっともっと魅力的に修正可能。

自分の顔を見直すことで、コーディネートの幅も広がるから、今まで手を出せなかった新しいおしゃれにぜひチャレンジを。