女性ホルモン活性化に効く! 「温めケア」でココロとカラダのストレスを解消。
日々ストレスにさらされている働き女子は、カラダが緊張ぎみでコリや疲れが溜まりっぱなし。筋肉の緊張をそのままにしておくと、血流が低下し、老廃物の排出や新陳代謝も滞り、お肌にも悪影響が。婚活するにも、お疲れを放置していると、美をつかさどる女性ホルモンの低下を招き、自信もエネルギーも不足ぎみで良い結果が得られないはず。
まずは日々のストレスをその日のうちに解消するために、プライベートタイムはココロとカラダをゆるめ、しっかりリラックスすることが大事です。女性ホルモンの活性化には、冷えの解消と血流の改善がマスト! そこで今回は、ココロとカラダを芯からゆるめる「温めケア」のすすめです。
目次
「温めケア」には、ホットタオル・パックがおすすめ。
温めケアには、携帯用カイロでも可能ですが、もう少しじんわり熱を伝えるホットタオルがオススメです。ホットタオルは、熱湯に浸したタオルを軽くしぼり、食品保存用の密封パックに入れて、電子レンジで約1分くらい加熱すればOK。準備はこれだけで、とてもお手軽! さらにお湯に好きな香りのアロマオイルを1〜2滴垂らし、芳香浴を兼ねればリラックス効果倍増です。
女性ホルモンにとって一番重要なパーツ「骨盤」を温める。
骨盤内には、自律神経の中でも血流改善とリラックスをつかさどる副交感神経が走っています。そのため、仙骨(背骨のつけ根にある三角形の骨)を中心とするお尻側と、おへそから恥骨にかけての下腹部の両方にホットタオル・パックを当て、サンドイッチ状態で骨盤内を温めます。
お尻側とおなか側の両方から温めることで、副交感神経が刺激されてリラックスでき、血流もアップ。骨盤がゆるむと、下半身全体がほぐれてきます。また骨盤がこわばっていると、ゆがみが起きて生理痛などの不調を引き起こすことも。そんなときは、ホットタオル・パックで温めて下半身全体がゆるんだところで、以下の要領で、手脚を伸ばす簡単ストレッチを。骨盤のゆがみも改善できるそうです。
「骨盤温めケア」ストレッチ
①仰向けに横たわり、お尻側と下腹部にホットタオル・パックを当て、サンドイッチ状態にします。パックの熱が伝わってきたら、伸ばしやすいほうの腕を、息を吐きながら伸ばします。3回繰り返した後、反対側の腕を伸ばします。
②片方の脚を、かかとを押し出すような形で伸ばし、すとんと力を抜きます。反対の脚も同様に。次に、伸ばしやすいほうの脚を、息を吐きながら伸ばします。3回繰り返した後、反対側の脚を伸ばします。腕と脚ともに、楽に伸ばせるほうを3回繰り返すのがポイント。
「後頭部&お尻」の温めケア。
ストレスを感じることによってこわばるのは、骨盤だけにとどまりません。頭や肩胛骨も緊張の影響でこわばりがち。さらに、ストレスを感じると頭がい骨もガチガチに硬くなり、頭痛を引き起こすことも多々。頭や肩胛骨のコリがほぐれていないと、骨盤もゆるみにくいとか。
そこで、骨盤と同時に後頭部も温めて、頭部の緊張もゆるめましょう。仙骨を中心にお尻にホットタオル・パックをあてて温めたまま、カラダを机などに伏せて、後頭部にもホットタオル・パックをあててくつろげばOK。温め効果が副交感神経に働きかけて緊張をほぐし、頭から腰にかけてリラックスを導いてくれます。頭痛はもちろん、疲労回復にも効果あり。
疲れ目も温めケアで解消。
パソコン作業などで疲れ目を感じたときにも、ホットタオル・パックの温めケアが有効です。オフィスなら、お手軽な蒸気アイマスクやおしぼりでもOK。ゆったりと座って目にホットタオル・パックや蒸気アイマスクを当て、冷めるまでくつろぎましょう。
目のまわりをゆるめると、頭がい骨もゆるむのでリラックス効果が高く、頭痛などの解消にも効くそう。
オフィスでの肩コリ&腰痛には「手浴」で温めケア。
オフィスで肩コリや腰痛が辛いとき、緊張がほぐれないときは、洗面器に40℃くらいのお湯を張り、手首までお湯に浸けます。手首を温めることによって肩胛骨がゆるみ、胸が広くなって呼吸もラクになるはず。生理痛にも効果ありです。
まとめ
女性の美と元気をつかさどる女性ホルモンの活性化には、血流を上げ、全身の巡りを改善することが大切です。緊張や疲れと冷えを解消し、女性のカラダとココロをゆるめるには、骨盤を中心に副交感神経に働きかけるカラダの主要なパーツを温めるケアが効果的。
ホットタオル・パックなら、誰でもお手軽に部分的な「温めケア」が可能。自宅でオフィスで、小まめに疲れを解消することで、早めにストレス解消! 毎日の美容ケアと同じような感覚で、ぜひ実践してみてくださいね。